過去に私が釣上げた渓流魚です。最近のものは、ほとんど生かせて持ち帰り、池に放して育てています。
岩魚も大きいものでは30センチを超えるまでに育っています。
体系が銀化したものがありますが、これは小さくてこの辺では桜鱒とは言いません。黒部では、50センチ以上を桜鱒と呼ばれています。2011年より黒部川での桜鱒の捕獲が許可になりました。(黒部内水面漁業協同組合より)
鮎釣りの人には、「おとり鮎を生かせる池」があります。
黒部川を源にして、黒部はその扇状地が開けています。
黒部川愛本堰堤から農業用水として扇状地の隅々まで引かています。そこに「岩魚」や「山女」が生息しています。
海岸線からわずか数キロのところで、渓流の魚が生息できるのかと不思議に思われるかもしれませんが、それは、黒部川があまりにも急流のため、源流からの冷たい雪解け水が一気に河口まで流れてくるのといっしょに、豊富な黒部の地下水が、湧水となっていたるところに自噴しているからです。
名水百選で知られる「生地の清水」の水温は年間を通じて14度と冷たく、黒部川の鮎は冷水の為にせいぜい20センチ位しか育ちません。